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ネットで最安値を探したいとき

インターネットが普及をして、売る側よりも、買う側に大きなメリットが生まれたと実感できるサービスとしては、価格比較サイトの「価格.com」ではないでしょうか。

 

従来は、ヨドバシカメラビックカメラなどを足を使って周り、地方では、ヤマダ電機、コジマ電気、ジョーシンノジマケーズデンキなどを駆けずり回って、一番安い商品を探し、更に店頭でポイントがいいのか、現金値引きがいいのか判断し、さらにさらに値下げ交渉を店員とするという労力のかかることをシていた方も多いと思います。

 

価格比較サイトさえあれば、店頭で気に入ったものがあれば、その商品名やメーカー、JAN コード(バーコード)などを使い、価格比較サイトで調べ、そして最安値のものを買うのか、あるいは、Amazon で最安値でなくても明日届くから Amazon にしておくなどの買う側のオプションが広がりました。

 

しかし、価格.com も一企業としてこのサービスを成り立たせています。

 

運営元である「株式会社カカクコム」は、立派な東京証券取引所市場第一部上場企業であり(証券コード:2371)、儲けがないのに、上場などできるはずがありません。

 

そこで、価格.com について、どのように利益を出しているのか考察します。

 

価格.com は、価格が安い順で表示ができ、気に入った商品と価格のものがれば、購入ページへとリンクされていて、リンク先の最安値の会社で、商品を買うことができます。

 

買う側は、一切お金を払っていませんが、実は、価格.com からその対象店舗に飛ぶと、売上の数%程度が、価格.com に入ってくる仕組みなのです。

 

バリューコマースというアフィリエイトサイトのリンクが貼られていて、販売店舗からバリューコマースへ手数料が支払われ、その中から更に価格.com へ手数料が支払われているのです。

 

価格.com は、利益にならないことをしませんので、必ず手数料が入るお店を掲載しており、実は、最安値ではないことがあるのです。

 

この事実は多くの方が知らないので、価格.com = インターネット上で一番安いショップが見つかるというわけではないのです。

 

もし、最安値を探したいのであれば、地道に探すしか今のところ手がないのですが、その手数料を支払ってまで、ショップは販売をしたがっていることは、大きなヒントです。

 

店舗側も不要な手数料は払いたくないので、直接交渉してみるのも手かもしれません。

 

このように、少し見方を変えるだけで、今までの常識とは違う行動を買う側もうる側もとるようになれば、きっともっと最適なマッチングをしてくれるサービスが生まれるかもしれません。